2017年9月11日月曜日

2017 劇団通信7月号

7月2日が私の誕生日です。今年は劇団の主催公演「グローミーアップ」が7月2日に千秋楽を迎えますが、この日を境に私は光輝高嶺者になります。一般的に言われている「後期高齢者」という言葉、「もうあなたの人生おしまいですよ」というような響きがあって感じがよくありません。だから私は敢えて光輝と言おうと心に決めていますが、もっともっと光輝く人生を歩むために出来るだけ高い嶺に向かって登り続けようと思っているからです。

人の寿命は一律ではなく長生きする人もいれば早世する人もいます。誰しもどんなに強い意志を持って長く生きようと思っても思い通りに行くことはほとんどないでしょう。何故ならみんな自分の意思で生まれてきた訳でもないし、自分の意識があるとかないに関わらず例えば眠っている時でも心臓や内臓は休むことなく働き続けていることなどを考えると、私たちは自分の力で生きているのではなく不思議な力によって生かされていることが分かるからです。

天寿を全うするといっても一人一人の寿命が異なるために時間の長さで決められるものではありませんが、私に置き換えて言えばまだまだやることは一杯あるし、大きな夢も持っています。しかしそれを実現するためには持ち時間があまりにも少なく、高い嶺を目指して登っていても途中時間切れで終わってしまうかもしれません。でも肉体は死滅しても劇団に対する私の思いはしっかりと受け継がれていくでしょう。

もう私の運命が終わるような文面になりましたが、慶應義塾大学医学部教授で日本抗加齢医学会理事長の坪田一男先生のご提唱に従えば125歳までは生きられる筈です。